
USBhub、arduino、MPU6050、USBカメラをケースに収めて、USBケーブル1本でパソコンに繋げられる記録装置を作りました。WindowsソフトのCapNYSで利用します。
使用した部品
1)USB赤外線カメラ

上記の高額なGZ4304PNIR以外にも、下図のような3千円程度のUSBカメラがネット上に無数に転がっています。安くて良いものを探して使ってください。この場合、赤外線LEDを1KΩ程度の抵抗を入れて、5Vに繋いでください。

4)USBhub, Arduino, MPU6050
USBhub(下図左)をArduino(下図中央)とGZ4304に繋げます。そしてArduinoとMPU6050(下図右)を繋ぎます。半田付けはこれだけです。
このあと、ArduinoにMPU6050のセンサーデータをパソコンに送るプログラムを書き込む必要があります。その方法はモーションセンサー装置の作り方のページに記載しています。

完成写真

USBhub、Arduino、MPU6050、USB赤外線カメラを繋いで、3Dプリンターで作ったケースに詰め込んだものです。
USBケーブルを切断して、右から赤、白、緑、黒の順に直接半田付します。
このケースを、やはり3Dプリンターで作ったゴーグルに取り付けると下のようになります。顔に接する部分のシリコンはダイソーの水泳ゴーグルのものを使っています。ゴムバンドもダイソーの製品です。
カメラケースとゴーグルとあわせても55g(USBケーブルは除く)と軽量です。これをWindowsノートパソコンと繋げば、CapNYS.exeを使って、携帯性に優れた眼振・頭位記録システムが出来上がります。

下記にゴーグルとカメラケーズの3Dデータを示しています。
ゴーグル、カメラケース3Dデータダウンロード
