視標アプリとVOGアプリを合体させたアプリです。
iPhoneだけで、追跡眼球運動検査、急速眼球運動検査を行うことが出来ます。
視標をスクリーンに表示させている間、iPhoneのカメラでその指標を追っている目の動きを高速度撮影します。撮影した動画を解析して眼球の動きをグラフ化します。眼球運動は、角膜上に反射するiPhoneスクリーンの動きを解析します。バックカメラを使う時は角膜上に反射するフラッシュLEDの動きを利用することも出来ます。
iPhone11~iPhone14のフロントカメラでは1秒に120コマの高速度撮影が出来ます。それより以前の機種では60コマ程度です。
バックカメラは1秒に240コマの高速度撮影が可能で、綺麗な波形が取れますが、スクリーンが見えるように鏡を使う必要があります。鏡を利用したゴーグルの作り方はこのページに示しています。
iPhoneでご覧なら、下記画像をタップしてください。PCでご覧の場合はQRコードをiPhoneで読み込んで下さい。
円形視標
円形視標の方向、スピード、時間を任意に設定できます。設定0~3の4種類を設定できます。以下設定0では、以下のような動きとなります。
OKN
スピード、帯の幅を任意に設定できます。1)缶ビールなどを利用し、両手を添えて前頭部を固定。
下図のように20cm~30cm高の缶ビール、ビール瓶などを利用して、両手を添えて前頭部を固定しています。iPhoneの画面に視標を表示し、それを目で追います。その目の動きをフロントカメラで撮影しています。角膜に反射するiPhoneのスクリーンの動きで眼球の位置を解析します。 上の2本の波形が眼球の左右への動きと速度です。下の2本は上下方向です。
iPhoneとフロントカメラ用ゴーグル
ダンボールを丸めただけの簡単なゴーグルです。
iPhone12miniのフロントカメラで撮っています。iPhone12miniのフロントカメラは120fpsです。
バックカメラ用ゴーグル
バックカメラで眼を撮影する場合はスクリーンが裏になって見えませんので、2枚の鏡を利用してスクリーンを見えるようにしています。
ゴーグル3Dデータダウンロード : ゴーグル本体と鏡固定部品の3Dデータを同梱しています。
ダイソーのサングラスとプラスチック鏡2枚が必要です。お使いのiPhoneの幅に合わせて、プラスチック鏡をカットしてください。写真のように、スマホスタンドの粘着部だけ切り取って、アロンアルファでゴーグルに接着しています。
検査時は、輪ゴムなどをサングラスの柄に付けた留め具にかけて、iPhoneを固定します。
iPhone12miniのバックカメラで撮っています。ほとんどのiPhoneのバックカメラは240fpsですので、綺麗です。
OKNは帯状模様が動いて、スクリーンの反射像が揺れますので、バックカメラの横にあるフラッシュLEDの反射像の動きを解析しています。