アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎に対して、炭酸ガスレーザー、アルゴンプラズマによる焼灼術を行っております。多少の痛みはあるかもしれませんが、手術による反応が数日して落ち着けば、アレルギー症状も軽くなり、内服薬や点鼻薬の必要もなくなっていくと思われます。座ったままの手術で、麻酔開始から手術終了まで約1時間程度です。
当院では、鼓膜用レーザーとテルダーミスという人工皮膚材を用いて、鼓膜穿孔閉鎖術を行っています。短時間に行える低侵襲の方法で、手術というより処置といった方が適切かもしれません。 手術は、診察椅子に座ったまま行い、麻酔開始から手術終了まで20分程度です。
鼻ポリープ切除術は、鼻づまりや嗅覚低下の原因となるポリープを取り除く治療です。呼吸がしやすくなり、症状の改善が期待できます。椅子に座ったまま行います。
副鼻腔にたまった粘り気のある膿や分泌物を、細い器具で洗い流す治療です。痛みや重さがやわらぎ、炎症の改善を助けます。
滲出性中耳炎では鼓膜の奥に液体がたまり聞こえにくくなります。頻回に鼓膜切開をしなくて済むよう、鼓膜に小さなチューブを留置して換気を改善し、液体を排出しやすくします。