CT装置
当院で使用しているCT装置は、被ばく線量が少ない点が特徴で、一般CTでの頭部撮影に比較すると、被ばく線量は1/7程度です。下図にも示していますが、ニューヨーク往復の飛行機で被ばくする線量とほぼ同程度です。
睡眠評価装置
睡眠中に記録される生体信号を記録し、睡眠時無呼吸の評価、診断に用いる装置です。
睡眠中の鼻および口腔の気流、酸素飽和度、気道音、マスク圧、脈拍数、体位、体動、胸壁の動きを記録します。
睡眠障害が強い方にはCPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」が必要となりますが、軽症の方にはナステントという鼻に挿入するシリコーン製の柔らかいチューブ状の医療デバイスを紹介しています。これを鼻から口蓋垂(のどちんこ)まで挿入することで、空気の通り道を確保し、いびきを改善します。
電子ファイバースコープ
咽頭・喉頭・口腔・鼻腔・鼓膜などの画像を記録しコンピューターに保存します。
経過観察、以前との比較が可能です。
硬性鏡
鼓膜その他の画像を記録し、パソコンに保存します。
眼振観察・記録用赤外線カメラシステム
当院では、赤外線カメラにジャイロセンサーを取り付けて、眼振だけでなく頭位も記録できるシステムを製作、使用して来ました。
そのシステムをモデルにした製品が医療機器メーカーから発売されました。製品名には当医院の名前(96DA)も入っています。
下の記録は診察中に起こった私のめまい(良性発作性頭位めまい)です。
眼球運動検査装置 vHIT
vHITは、医師が専用ゴーグルを装着した被検者の頭を左右などに急速に動かした際の眼球の動きを計測・解析することで、めまい発生原因の一つである左右の三半規管の疾患有無を測定する検査です。
重心動揺計
重心動揺検査は直立起立姿勢に現れる体重心の揺らぎを測り、そのパターンやデータから、平衡機能を評価するものです。。
聴力検査装置
自動純音聴力検査、語音検査装置。
チンパノグラム検査装置
滲出性中耳炎などの診断に用います。
耳音響反射検査装置
一般的な聴力検査の出来ない、新生児、幼児の聴力を見ることが出来ます。
補聴器特性検査装置、補聴効果検査装置
補聴器の動作状態を検査し、補聴器の効果を確認するための聴力検査装置です。
鼓膜切開レーザー装置(オトラム)
コンピューター制御による精密な超高速のレーザー照射が可能で、瞬時に正確な大きさ、位置の鼓膜切開ができます。出血もほとんどありません。 また、テルダーミスというコラーゲン膜を利用した鼓膜閉鎖術に利用します。
炭酸ガスレーザー装置
花粉症、アレルギー性鼻炎などでお悩みの方の鼻粘膜を処置し、症状を抑えます。
セロン焼却凝固装置
炭酸ガスレーザーより治療効果持続が長いとされる治療機器です。
アルゴンプラズマ凝固装置
炭酸ガスレーザーと同等の効果が得られ、短時間で行える治療機器です。
エコー検査装置
甲状腺、耳下腺などの検査に利用します。
自動血球計数CRP測定装置
短時間で白血球等の数値、炎症の有無程度(CRP)の検査が出来ます。